お知らせ

歯磨き(プラークコントロールについて)

2024.12.19

目次

こんにちは、

信濃町・四谷三丁目の歯医者『医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所』

歯科衛生士の今井です。

 

日々の歯磨きでプラークコントロールを意識して歯を磨いているでしょうか?
プラークコントロールとは、歯に付着した歯垢(プラーク)歯石になって

しまう前に、日々のケアで綺麗に除去し歯を守ることを言います

歯ブラシってどう選ぶの?

虫歯予防、歯周病予防、全身疾患予防の歯磨きの大切さとは?

 

歯垢・歯石とは

    『歯垢』

    歯垢はプラークとも呼ばれており、食べ物のカスや細菌が歯の表面に付着し、

    形成される白色または黄白色をした粘り気のある物質で、むし歯や歯周病の原因となる細菌や代謝物のかたまりです。1mgの歯垢の中には、1億個以上の細菌が存在すると言われています。

    食べかすじゃないの?と思われるかもしれませんが、それを栄養源として細菌が繁殖、約8時間程度でプラークになると言われています。

    『歯石』

    歯石は歯垢が硬化してできるザラザラしている灰白色のかたまりです。
    歯垢を放置していると唾液に含まれるカルシウムやリンが作用し石灰化、歯石になります。表面に凹凸があるためプラークが付着しやすいです。

    歯石ができやすい場所はどこ?

    歯石ができやすい場所は、下顎の前歯の裏側上顎の奥歯の外側です。

    これらは、唾液腺開口部が近くにあり唾液が溜まりやすく、歯垢が硬化しやすいためです。歯ブラシが届きにくく磨き残しが残りやすいのもひとつの要因です。

    歯肉炎と歯周炎

     

    歯石ができやすい人って?

      • ハミガキが不十分な人

      ・ハミガキが1日1回 ・ハミガキ時間が少ない(3分以下)

      ・サイズや硬さがお口に合ってない

      • 唾液がアルカリ性に近い人

      アルカリ性に含まれるミネラル成分は歯石をできやすくさせます。

      • 口が乾きやすい人

      唾液には、お口の中の汚れをきれいにしてくれる役割も持っています。

      唾液の分泌量が少ない人は歯石がたまりやすいです。

       

      歯石になるのを防ぐために・・・

      一番の予防方法は、なんといっても毎日の歯磨きです。

      毎食後に歯磨きするとより効果的です。ただ歯磨きすればいいだけでは

      ありません。正しい方法で行うことに意味があります。

      ・歯ブラシの毛先を歯面に直角に当てる

      →歯と歯茎の境目に当たっているか確認!

      ・一本ずつ磨くようにゆっくり細かく歯ブラシを動かす

      →歯石ができやすいところはより丁寧に!

      歯ブラシと一緒にフロス歯間ブラシを使ってみましょう。

      歯と歯と間に残る汚れは歯ブラシだけでは取り切れません。間から虫歯が進行

      して歯周病になったり、口臭の原因にもなるためこれらを併用することで、予防することができます。

      3~6ヶ月に一度の定期的な歯科検診も歯石の予防に役立ちます。
      プラークの状態であれば日々の歯みがきで除去することが出来ます。ですが、

      取り残され歯石となってしまったものは歯ブラシではとれません。歯科医院へ

      行き、専門的なな技術で除去してもらいましょう。歯石が少ない状態を保つことで、口の中の健康を長く維持することができます。

      毎日の正しい歯磨き定期的な歯科検診を心がけ、歯垢が歯石になるのを防ぎましょう。

      毎日しっかり歯磨きをしていても歯垢や歯石をゼロに保つのはなかなか難しいです。効果的な歯磨きを歯科医院で指導してもらい、適切なプラークコントロールを意識する事が重要です。

      歯科検診の大切さ

      歯周病は骨の病気

        今回プラークコントロールをテーマにお話しさせていただきましたが、ご不明点がございましたら担当歯科医師もしくは担当歯科衛生士までご質問ください。

        信濃町、四谷三丁目の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」

        信濃町駅 徒歩5分

        四谷三丁目駅 徒歩7分

        国立競技場駅 徒歩10分

        千駄ヶ谷駅 徒歩15分

        慶応病院徒歩 1分

        四谷 青山 外苑前 表参道よりも多数来院されています

                監修者情報

                院長・歯科医師

                大久保

                将哉

                2002年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 勤務
                2014年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所 院長就任

                ITI Fellow
                ITI 日本支部公認インプラントスペシャリスト
                日本口腔インプラント学会 専修医(認定医)
                日本矯正歯科学会
                日本顎咬合学会 認定医
                日本歯科審美学会 会員
                CID club Activemenber
                東京SJCD
                JIADS club

                「患者さんが求める治療」が何かをきちんと汲み取れるため、カウンセリングに多くの時間を割いています。特に心がけているのは、患者さんとの信頼関係の構築です。そのため、エビデンスベースで丁寧な説明をすることで治療への不安を少しでも払しょくしたいと考えています。患者さんと笑顔の関係を築けるからこそ、歯やお口のトラブルの根本的な解決につながると信じています。