お知らせ

歯科検診の大切さ

2020.10.29

目次

こんにちは。「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」歯科衛生士の久保です。
北海道、札幌市出身の笑顔が武器の北海道スイーツに目が無い元気いっぱい歯科衛生士です。
最近は気温もぐっと下がり、過ごしやすい季節になりましたね。急な変化に体調を崩しがちになりますが、手洗い・うがいや、体温調節をうまく行うなどをして予防していきましょう。

今回は検診についてお話していきます。
普段、3か月に1回だったり半年に1回のペースで受けに来ていただいてる検診ですが、実際どのようなことを調べたり行っているかなどをご紹介していきます。

歯周病の有無のチェック

歯と歯茎の境目には、皆さん必ず隙間が存在します。その隙間に、「プローブ」という等間隔でメモリがついている器具を用いて計測していきます。
健康な人であれば2~3mmという数値なのですが、歯周病が進行し、骨が溶けてしまうとその数値が大きくなっていきます。それに伴い、プローブを挿入した際に出血や排膿が見られたり、ピンセットで力を加えたときに歯の揺れを確認することもできます。

歯のクリーニング

⑴磨き残しの除去
まず最初に、お口の中全体を先端に毛束がついた「ソニックブラシ」というもので、磨き残しなどを落としていきます。

⑵歯石の除去
次に「エアスケーラー」という、圧縮した空気を振動させ、2500~6500Hz(ヘルツ)という周波数を発生させる機械を用いて、歯石を除去していきます。狭い所や細かな歯石は「手用スケーラー」と呼ばれる器具を使い、私たち歯科衛生士の手で除去します。

補助器具による清掃

患者さんごとによって使用する器具はかわってきますが、主に使用するものは「デンタルフロス」、「歯間ブラシ」、「スーパーフロス」の3種類です。

デンタルフロスはほぼ全ての患者さんに使用します。歯間ブラシは歯と歯の間が広い方や矯正をしている方、スーパーフロスは主にブリッジがある方に用いります。

仕上げ磨き

最後に「ラバーカップ」というゴム素材のものに、「con cool ジェルコート」や「con coolクリーニングジェル」などを付け、歯石を除去する際、歯についてしまった細かい傷を磨き、段差を無くしていきます。
この仕上げ磨きを行わないと、細かい傷に歯石や着色などがつきやすくなってしまいます。
仕事や勉強が忙しくなってしまうと、どうしても歯磨きが億劫になりがちですよね。
ですがお口の中を清潔に保つことによって、不快感がなくなるだけではなく、免疫力を上げたり虫歯、歯肉炎・歯周病を予防し、自分の歯で美味しくご飯を食べられたりなど・・・。様々な利点があります。

検診は、老若男女問わずぜひ行っていただきたいです。その際はぜひ赤羽歯科への来院お待ちしております!

「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」久保汐紀