お知らせ

新型コロナウイルスの感染対策

2020.7.17

目次

こんにちは、医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所 受付主任 野呂です。
青森県 五所川原出身です。
皆さんは五所川原という地名は聞いたことがある方も多いと思いますが地名の由来をご存知でしょうか。
五所川原にあります八幡宮に記載されている八幡宮由来によりますと
1660年頃、津軽を流れる岩木川の洪水によって、中津軽郡相馬村五所という地名にある長慶天皇の御神体が流され、現在の五所川原に流れ着いたと記載されています。
流された御神体が柳の大木に引っかかっているのを神宮が拾い上げ宅地内に祠りました。しかし岩木川の洪水のたびに御神体が同じ場所に流され着いたのでこれは神様の思召しによるものだと五所村の人々も認めそれ以来御神体をこの地に祠ることにしたそうです。
そこからこの地は御所川原、五所川原といわれるようになったと記されています。
五所川原は天皇の御神体が祠られている由緒正しい場所なのです。

名前の由来というのはそれぞれ理由があるものです。

現在、新型コロナウイルスで大変な世の中になっています。
このコロナウイルスにも名前の由来がありそのお話をさせて頂いてから当院で行っている新型コロナウイルスの感染対策についてお話ししたいと思います。
コロナとはラテン語で冠を意味します。太陽コロナという言葉も聞いたことがあるかもしれません。
コロナウイルスには外側に冠状の無数の突起物があり、これが冠、つまりコロナに見えることからコロナウイルスと名づけられました。
ウイルスの形状から名前が付けられたのです。
感染対策のお話に戻らせて頂きます。
厚生労働省が掲げた標語の〝3密(密閉、密接、密集)″の密閉の対策についてですが、待合室内・診療室内の換気を行っています。気体で浮遊するごくごく小さな個体や、液体の粒子の総称をエアロゾルと言いますが、咳やくしゃみをした場合その飛沫の中にウイルスが含まれ、こうした飛沫の一部は空気よりも軽いので空気中に浮かび続けます。その為、換気を行う事でエアロゾルによる感染を防いでいます。
次に密接の対策ですが、受付に透明なシートを貼り、受付スタッフがマスクを常時着用する事でお会計などの際の飛沫を防いでいます。また、透明なシートは1日に2回強酸性電解水という、強い殺菌作用のある電解水を使用し拭いています。
最後に密集の対策についてですが、待合室が混雑しないように治療が終了してからお帰り頂くまでの、待合室での滞在時間を極力短くする為、先生はカルテを早く出す、衛生士は次回の予約日を素早く受付に伝える、受付は先生が持ってきたカルテを素早く入力しお会計をする等、スタッフ全員で力を合わせて頑張っています!

来院時の手指消毒、洗口液(ノンアルコール)でのうがい

検温 37.5度以上の場合には診療の変更、延期をお願いする場合があります

待合室で掲示している案内と重複している部分もありますが、感染症対策として下記項目を実施しております。
・検温
・来院時の手指消毒、洗口液(ノンアルコール)でのうがい
・診療台を通常のアルコールに加え強酸性電解水にて患者さん毎に消毒
・従業員のマスクの着用、手指消毒
・従業員が触れる恐れのある場所(受話器、PCのキーボード、マウス等)の定期的な消毒
・これまで通り、ハンドピース(歯を削る機械、歯のお掃除用の機械)を患者さん毎に滅菌
・エレベータのボタン、手すり、お会計トレー等、多数の患者さんが触れる場所や洗面台やトイレ使用される場所の定期的な清掃
・ジェットタオルの使用停止

文頭でも申し上げましたが、今は大変な世の中になっています。不要不急な外出は自粛しましょうと要請が出た期間もありましたが、歯の健康を守る事は全身の健康を守る事に繋がります。赤羽歯科では、皆さんが安心して治療が受けられるよう、出来る限りの感染症対策をとって参ります。
皆さんの予約のお電話、来院を心よりお待ちしております。