お知らせ

歯周病は万病のもと

2020.7.09

歯周病は万病のもと

医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町 院長 大久保将哉です。

今回は「歯周病は万病のもと」というテーマでお話させて頂きます。

歯周病と聞くとどのようなことを連想されるでしょうか

歯肉から出血する
歯肉が痩せる
歯が揺れて噛めない
口臭がする

お口の中だけの病気だと思われがちですが、歯周病が人間の寿命にも影響すると知ったら
いかがでしょうか、実は歯周病が様々な全身の病気の原因となることが学術研究により明らかになってきています。

風邪をひいて、喉が痛い、鼻水がとまらない
こういった症状を経験されたことがあると思います。

歯周病になり歯肉が痛い

どちらも限局した症状です。

風邪をひいて、喉が痛み、鼻水が止まらなくなり、咳込みだし、熱が出たとします。
内科を受診し、医師からこのように告げられます。
肺炎です。 
喉が痛かっただけなのに肺炎と診断された
鼻水がでるだけなのに肺炎と診断された

恐らく理解しやすいのではないのでしょうか
ウイルスが肺に広がってしまい肺炎になってしまったと。

 
それでは歯周病はいかがでしょう。

歯周病にかかり歯肉に出血や腫れがみられ、やがて健康診断にて病気を指摘されたとします。

糖尿病です
あるいは脳梗塞です

このように診断されたとします。
これらはすべて歯周病が原因のひとつであると医学論文などにより結論づけられております。
歯周病は細菌による感染症です、歯周病原因菌が全身に周ると様々な病気を引き起こします。
歯周病を放置していてもお口の中だけの問題と思われがちですが全身の健康状態を悪化させてしまうリスクファクターなのです。

歯周病は糖尿病、脳梗塞のほかに
動脈硬化症
狭心症
心内膜炎
腎臓病
肺炎
妊婦の方であれば早産

このような病気の原因のひとつとされています。

歯周病と糖尿病の関わり

    糖尿病とは食事から接種したブドウ糖を十分体内に取り込めず栄養不良から免疫力の低下を引き起こし感染症などになりやすい状態のことを指します。糖尿病は歯周病を悪化させる原因と言われています。
    さらに歯周病が糖尿病の状態を悪化させるという報告もあります。
    歯周病を治療することで糖尿病の状態も回復してくることも学術論文等で報告されております。

    歯周病と血管の関わり

      歯周病の原因菌が放出する毒素が血管に到達すると毒素の刺激で血管内に脂肪(プラーク)
      が発生し血管の壁に溜まっていきます。やがて血液の流れが悪くなり、血管を塞いでしまうと脳梗塞、心筋梗塞を引き起こします。

      歯周病を未然に防ぐためには定期健診がとても重要です。
      歯周病が進行していくと全身状態の悪化だけでなく歯周病の治療自体も長期化していきます。

      健康寿命を延ばすために、歯周病を疑っておられる方、症状がない方も定期健診にぜひお越し下さい。
      歯周病の状態に合わせて加療をさせて頂きます。

      医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町 院長 大久保将哉