お知らせ

歯科の受診は濃厚接触ではありません

2020.7.20

目次

歯科の受診は濃厚接触ではありません

医療法人社団歯友会 赤羽歯科 院長 大久保将哉です。

連日、新型コロナウイルス関連のニュースでストレスをお感じになっている方も多いのでは無いでしょうか、
私自身も外食を控えており、趣味のゴルフも控え、学会やセミナーもリモートでの参加となり、
つい半年前の生活様式がここまで変化するとは全く想像もつきませんでした。

必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。

    歯科の受診を新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し躊躇されている方もいらっしゃると思います。
    歯科治療は濃厚接触になってしまうのではないかと不安に思われている方へ読んで頂きたくコラムを掲載いたします。

    歯科治療は濃厚接触ではありません。
    これは保健所の見解とも一致しております。

    濃厚接触者とは、新型コロナウイルスに感染していることが確認された方と近距離で接触、或いは長時間接触し、感染の可能性が相対的に高くなっている方を指します。
    濃厚接触かどうかを判断する上で重要な要素は上述のとおり、1.距離の近さと2.時間の長さです。必要な感染予防策をせずに手で触れること、または対面で互いに手を伸ばしたら届く距離(1m程度以内)で15分以上接触があった場合に濃厚接触者と考えられます。
     新型コロナウイルス感染者から、ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から入院等をした日まで)に接触のあった方々について、関係性、接触の程度などについて、保健所が調査(積極的疫学調査)を行い、個別に濃厚接触者に該当するかどうか判断します。
     なお、15分間、感染者と至近距離にいたとしても、マスクの有無、会話や歌唱など発声を伴う行動や対面での接触の有無など、「3密」の状況などにより、感染の可能性は大きく異なります。そのため、最終的に濃厚接触者にあたるかどうかは、このような具体的な状況をお伺いして判断します。
                                     厚生労働省 ホームページより

    歯科治療中には我々スタッフはマスクの着用、ゴーグルあるいはフェイスシールドの着用下にて
    患者様と接しております。
    診療台と診療台にパーテーション(仕切り)を設けており、各診療台は約2メートルの距離を空けております。
    ご不安な患者様には個室診療室もございます。
    受付スタッフにおいてもマスクの着用をし、手指の接触を避け、患者様対応を行っております。
    待合室にて患者様同士の距離を空けお待ち頂いております。
    以前にコラムにてお知らせさせて頂きましたが、緊急事態宣言解除直後に痛みや腫れを自覚され来院された患者様が急増いたしました。

    受診の延期は口腔内にとどまらず全身状態の悪化、免疫力低下を招いてしまいます。

    歯科治療は不要不急ではないと考えます。

    万全の感染対策を行い皆様の受診をお待ちしております。

    医療法人社団歯友会 赤羽歯科 院長 大久保将哉