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もしかして、ドライマウスかも!?

2025.8.17

目次

こんにちは。

新宿区信濃町駅、四谷三丁目駅の歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」の歯科衛生士 久保です。

 

連日、「猛暑」とニュースで報道されるほど、堪えるような暑さが続きますね。そんな中で、皆さんはお口の中の乾きについて気になる時はありませんか?今回はその「口腔乾燥」についてご説明させていただきます!

唾液の減少により口が乾いた状態になるのが「口腔乾燥」という症状になります。別名「ドライマウス」とも呼ばれています。

お口の中が乾いて辛かった、という経験はありませんか?お口の中のネバネバ感、ヒリヒリ感、食べ物の味がおかしい、物を飲み込むときに飲料がいるなど。それは口腔乾燥(ドライマウス)かもしれません。

主な症状

    ・唾液が出ない

    ・口が乾いて話しにくい

    ・食事の時に飲み物が必要

    ・夜間、水を飲むために起きる

    ・虫歯や歯周病になりやすい

    ・舌がひび割れやすい

    など・・・

    その他にも、唾液中の免疫細胞の低下により、風邪を引きやすくなったり、粘膜の傷や炎症が治りにくい、味が分からないなど、様々な症状を引き起こします。

    唾液が減ると、なぜいけないの?

    唾液の分泌量が減ると様々な弊害を引き起こしますが、その唾液が減るとなぜいけないのか。

    それは、唾液が持つ作用がとても大事だからです。

    唾液の作用

      自浄作用

      ~歯や歯と歯の間に付着した食べかすやプラーク(歯垢)を洗い流す。

       

      抗菌作用

      ~抗菌作用をもつ成分が口の中の細菌の増殖を抑える。

       

      pH緩衝作用

      ~飲食により酸性に傾いた口内のpHを中性に戻し、虫歯を防ぐ。

       

      再石灰化作用

      ~飲食により溶けかかった歯の表面を修復し虫歯を防ぐ。

       

      消化作用

      ~酵素アミラーゼがデンプンを分解し消化しやすくする。

       

      粘膜保護・潤滑作用

      ~粘性のあるムチンという成分が粘膜を保護し、発声をスムーズにする。

       

      溶解・凝集作用

      ~味を感じさせ、噛み砕いたり飲み込んだりしやすい塊にする。

       

      粘膜修復作用

      ~上皮成長因子と神経成長因子が傷を治す。

      お口の乾燥の主な原因

        口腔乾燥(ドライマウス)になってしまう原因として、下記のものがあげられます。

         

        薬の副作用

        →抗うつ薬、抗不安薬、降圧薬の服用

         

        シェーグレン症候群

        →唾液腺、涙腺などの外分泌腺が萎縮し分泌量が低下することで、口と目が乾燥する自己免疫疾患

         

        ストレス

        →ストレスや緊張をすると交感神経が刺激され、唾液の分泌が抑制される

         

        咀しゃく力の低下

        →ファストフードを食べる機会が増えやわらかい食べ物を好む。そのため、咀嚼時間は昔に比べてずいぶん短くなったことによる筋力の低下

         

        口呼吸

        →鼻炎などの鼻疾患や癖などで、口で呼吸をすれば唾液は蒸発してしまい口が渇く

        コロナ期間によりマスク生活が日常的になり口呼吸が増えたとも言われています。

         

        糖尿病

        →血液の糖分が多くなるため、それを薄めようと細胞の中にある水分を引き込もうとする。すると細胞内では水分が不足して、細胞内脱水の状態になります。また、口の粘膜の細胞も脱水となり、唾をつくるための水分も足らなくなり口が乾くようになる。

        お口の乾燥を防ぐには

        水分を多く取る

        →成人の人間は1日2〜2.5Lの水分補給が必要です。特に年齢を重ねると、体の中の水分量が減るためよりこまめな摂取が必要になります。季節的にも、夏は暑く冬は乾燥しますので「喉が渇いた」と感じる前に水分補給を行うことをオススメします。

         

        よく噛む

        →よく噛むことで唾液腺が刺激されドライマウスが改善します。特に入れ歯や噛む部分が少ない方は唾液が少なくなり、ドライマウスになりやすいです。年齢に応じた噛む機能の改善が必要です。

         

        唾液腺マッサージ

        →積極的に唾液腺をマッサージすることによってドライマウスを改善します。

        カフェイン、アルコール、ニコチンを減らす

        →カフェインやアルコール、ニコチンは利尿作用があり、体の脱水状態になり、ドライマウスを引き起こします。取りすぎには注意が必要です。

         

         

        薬の変更や量を減らす

        →薬の副作用によってドライマウスが引き起こされている場合は、薬の変更や量を減らすことによって改善します。ただし、全身的な病気のために薬が必要な場合も多いため、かかりつけの医師と相談しましょう。

         

         

        ドライマウスは、個人個人で感じ方や原因などはさまざまですが、ご説明させていただいた通り、多様な弊害があります。まずは、「こまめな水分補給」「食事はよく噛んで食べる」など、日常の中で取り入れやすいことから始めてみるのがオススメです!

         

        虫歯の治療や定期検診と合わせて、「お口の中が乾燥する」など、小さな悩みもお気軽にご相談ください!

         

        ご不明点等がございましたら担当歯科医師もしくは担当歯衛生士までご質問ください。

         

        信濃町、四谷三丁目の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」

        信濃町駅 徒歩5分

        四谷三丁目駅 徒歩7分

        国立競技場駅 徒歩10分

        千駄ヶ谷駅 徒歩15分

        慶応病院徒歩 1分

        四谷 青山 外苑前 表参道よりも多数来院されています

              監修者情報

              院長・歯科医師

              大久保

              将哉

              2002年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 勤務
              2014年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所 院長就任

              ITI Fellow
              ITI 日本支部公認インプラントスペシャリスト
              日本口腔インプラント学会 専門医
              日本矯正歯科学会
              日本顎咬合学会 認定医
              日本歯科審美学会 会員
              CID club Activemenber
              東京SJCD
              JIADS club

              「患者さんが求める治療」が何かをきちんと汲み取れるため、カウンセリングに多くの時間を割いています。特に心がけているのは、患者さんとの信頼関係の構築です。そのため、エビデンスベースで丁寧な説明をすることで治療への不安を少しでも払しょくしたいと考えています。患者さんと笑顔の関係を築けるからこそ、歯やお口のトラブルの根本的な解決につながると信じています。