お知らせ

2025年度 日本補綴歯科学会 第134回学術大会に参加してまいりました。

2025.5.21

目次

信濃町駅、四谷三丁目駅の歯医者

「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」の歯科医師の竹村和樹です。

 

皆さまは歯科治療と言えばどのようなものをイメージされますか?

歯科治療は歯周病治療、虫歯治療(詰め物、被せ物)、入れ歯(義歯)治療、インプラント治療など多岐にわたる治療法が存在しています。

 

また歯科には様々な専門分野の学会が存在しており、被せ物や入れ歯では日本補綴歯科学会があります。

補綴(ほてつ)歯科とは、歯や顎(あご)が欠けたり失われた場合に、被せ物(クラウン)入れ歯(義歯)やインプラントなどの人工物で補うことを言います。

日本補綴歯科学会はこの補綴(ほてつ)による治療に使う新しい材料や治療技術を開発,研究し、その治療によって、噛める、しゃべる、飲み込むといった機能の回復と見た目の自然観を回復することで健康が維持されることを通して、国民の健康長寿にさらに貢献できることを目指しています。

 

私自身もただ失われた歯を回復させるだけではなく、機能的で生体に調和のとれた長期的な予後の治療を提供したいと考えており、日本補綴歯科学会の基本理念に共感をし、長崎で行われた2025年度第134回学術大会に参加して参りました。

 

歯を失ってそのままだと何が起きるの?

    歯を失ったまま放置すると、周りの歯が倒れる、突き出てくるなどの歯の移動が起こり正しくかみ合わなくなります。

    かみ合わせが悪くなると偏った歯に負担がかかり歯のすり減り、知覚過敏、被せ物が壊れるなどが出現します。

    さらに長期間放置していると顎の痛みが出たり口が開けにくいなどの症状が出ます。

    そのため、歯を失った場合は補綴治療の介入が必要不可欠となります。

     

     

    ・歯の喪失に対する治療法

    治療方法は入れ歯、ブリッジ、インプラントがありそれぞれのメリットデメリットについて簡単にご説明させていただきます。

    入れ歯

    • 入れ歯

    メリット

    1. 適応範囲が広い
    2. 歯を削る量が少ない
    3. 入れ歯の清掃と修理が比較的容易

    デメリット

    1. 異物感が大きい
    2. 咬む効率に劣る
    3. 入れ歯の下の粘膜に傷害を与えることがある。

    ブリッジ

    • ブリッジ

    メリット

    1. 異物感が少ない
    2. 咬み合わせの機能を回復できる
    3. 材質によって審美的に回復できる

    デメリット

    1. 両隣の歯を削らないといけない
    2. 適応できない場合がある
    3. ダミーの歯の下に汚れが貯まりやすい

    インプラント

    • インプラント

    メリット

    1. 咬み合わせの機能、咬む力を回復できる
    2. 他の歯を削らない
    3. 審美的、構音機能を回復できる

    デメリット

    1. 自由診療のため費用がかかる
    2. 外科的侵襲がある
    3. 他の治療と比較して期間がかかる

     

    失われ歯に対して上記の治療法を組み合わせてお口の環境を改善し機能回復を行って行きます。

     

     

    ご不明点等がございましたら担当歯科医師もしくは担当歯衛生士までご質問ください。

     

    信濃町、四谷三丁目の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」

    信濃町駅 徒歩5分

    四谷三丁目駅 徒歩7分

    国立競技場駅 徒歩10分

    千駄ヶ谷駅 徒歩15分

    慶応病院徒歩 1分

    四谷 青山 外苑前 表参道よりも多数来院されています

              監修者情報

              院長・歯科医師

              大久保

              将哉

              2002年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 勤務
              2014年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所 院長就任

              ITI Fellow
              ITI 日本支部公認インプラントスペシャリスト
              日本口腔インプラント学会 専門医
              日本矯正歯科学会
              日本顎咬合学会 認定医
              日本歯科審美学会 会員
              CID club Activemenber
              東京SJCD
              JIADS club

              「患者さんが求める治療」が何かをきちんと汲み取れるため、カウンセリングに多くの時間を割いています。特に心がけているのは、患者さんとの信頼関係の構築です。そのため、エビデンスベースで丁寧な説明をすることで治療への不安を少しでも払しょくしたいと考えています。患者さんと笑顔の関係を築けるからこそ、歯やお口のトラブルの根本的な解決につながると信じています。