お知らせ

2025年度・日本歯科審美学会第36回学術大会に参加して参りました。

2025.12.26

目次

信濃町駅、四谷三丁目駅の歯医者

「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」の歯科医師の竹村和樹です。

 

 

マスク生活に終わりが見え始め、歯科矯正治療(歯並びの改善)、歯のホワイトニング、古い被せ物(劣化した銀歯等)の交換などのお口の審美意識が高まっています。

上記のような見た目を綺麗にしていく治療を歯科審美治療と総称しています。

マウスピース矯正治療

『歯の着色とホワイトニング』

セラミックは白いだけ?

 

歯科には様々な分野の学会が存在しており、審美治療では日本歯科審美学会があります。

日本歯科審美学会では、「歯科審美に関する学問と技術を研究し、歯科審美学の進歩発展を図り、顎口腔の形態美・色彩美・機能美の調和が図られた歯科医療を実践する」ことを目的に掲げています。

 

私自身もただお口を綺麗にするだけではなく、機能的で生体に調和のとれた長期的な予後の治療を提供したいと考えており、日本歯科審美学会の基本理念に共感をし、横浜みなとみらいで行われた2025年度・日本歯科審美学会第36回学術大会に参加して参りました。

今大会のトピックであったダイレクトボンディング修復、セラミック修復についてお話させていただきます。

 

ダイレクトボンディング修復

 

ダイレクトボンディングとは歯に直接ハイブリットセラミック(セラミックとレジンの組み合わせ)を充填する治療を表します。

コンポジットレジン充填は保険診療で行われることが多く、使用できる材料はレジン(プラスチック)のみです。

これに対し、ダイレクトボンディングはレジンにセラミック粒子を混ぜたハイブリットセラミックを使用でき、保険診療と比較をしより一層の審美性と強度の向上及び耐久性を得られます。

 

ダイレクトボンディング修復の適用

ダイレクトボンディングの適用は虫歯治療、歯の隙間を埋める治療、欠けた歯の治療などが代表的なものとして挙げられます。

  1. 虫歯治療では型を採る治療と比較をして、必要な箇所の虫歯の除去をしハイブリットセラミックを充填することが可能です。材料により必要な厚み分歯を削る必要がない為、健康な歯を保存しながら治療が行えます。(虫歯のにより欠損した量が多いと適応ができない場合があります。
  2. 歯の隙間を埋める治療では表面処理をし張り付けることが出来ます。矯正治療でも歯の隙間を埋める事も可能ですが即日治療が終わり矯正治療よりコストを抑えることが出来ます。
  3. 欠けた歯の治療では転倒などの外傷により欠けた場合に接着の力を利用し元の形態に近く即日治すことが可能になります。

 

近年歯科材料、接着技術の向上により様々な症例に適応することが可能となってきましたが

過度な力がかかる可能性がある奥歯や虫歯により歯の体積に対して広範囲欠損の治療、外傷などにより前歯などが大きく欠けた歯の治療、歯の隙間が大きすぎる治療など適応できない症例もあります。

セラミック修復って?

セラミックは透明感のある美しい仕上がりが実現できる陶器でできた素材です。歯科医療においては虫歯などで失った歯の機能回復に使用されており、白い素材で天然歯に似た仕上がりにできるため、近年では人気を集めています。失った歯の機能を補うのはもちろん、口元の見た目を綺麗にすることができる点が最大の特徴です。

また、保険診療で使用する金属は、金属アレルギーを引き起こす危険性があり、さらに経年により歯ぐきが黒ずむ(メタルタトゥー)こともあります。一方で、セラミック治療による機能回復は生体親和性が高く、お口周りや全身に悪影響をもたらすことはほとんどありません。さらに口元の美しさは「会話を楽しむ」「思いっきり笑える」などの心の健康にもプラスに作用します。

 

金属製の補綴物の場合、経年によって金属イオンが溶け出して体内に吸収されることで金属アレルギーを引き起こす恐れがあります。また、一般に使われている銀歯は、接着のためにセメントを使用しているので、経年によりセメントが溶け出すことですき間から虫歯が進行して二次カリエスを引き起こすことも。このように健康面において少なくない不安がある素材なのです。

また、生体親和性が高いセラミック素材にもいくつかの種類があります。治療前にはそれぞれの特徴を説明したうえで、ご要望を踏まえて治療方法を提案します。素材は患者さんが望まれるものを選択できますので、ご安心ください。治療の際にはセラミックと歯との接合部をしっかり確認し、できるだけ再発のリスクを抑えるような精密治療を提供します。そして定期的なメンテナンスを行い、お口の健康をチェックさせていただきます。

 

 

患者さんに装着する被せ物や詰め物などの人工歯を製作するのは歯科技工士の役割です。歯科医師と歯科技工士の連携がうまく取れていないと、精度の高い治療は実現できません。医療法人社団 歯友会では法人として歯科技工所を開設しており、セラミックに特化した歯科技工士が多数在籍しています。歯科医師と歯科技工士が密接に連携することで、高品質の歯科技工物と治療が提供できています

さらに当院では精度を高めるために治療時にはマイクロスコープやルーペを活用し、細部を拡大視しながら処置します。また型採りの精度を高めるため、2種類の材料を使用しています。

当院には安心してセラミック治療を受けられる設備・器機・環境が整っています。

    今回日本歯科審美学会学術大会にて学んだこと(ダイレクトボンディングとセラミック)を記載させていただきました。

    ご不明点等がございましたら担当歯科医師もしくは担当歯衛生士までご質問ください。

     

    信濃町、四谷三丁目の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」

    信濃町駅 徒歩5分

    四谷三丁目駅 徒歩7分

    国立競技場駅 徒歩10分

    千駄ヶ谷駅 徒歩15分

    慶応病院徒歩 1分

    四谷 青山 外苑前 表参道よりも多数来院されています

            監修者情報

            院長・歯科医師

            大久保

            将哉

            2002年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 勤務
            2014年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所 院長就任

            ITI Fellow
            ITI 日本支部公認インプラントスペシャリスト
            日本口腔インプラント学会 専門医
            日本矯正歯科学会
            日本顎咬合学会 認定医
            日本歯科審美学会 会員
            CID club Activemenber
            東京SJCD
            JIADS club

            「患者さんが求める治療」が何かをきちんと汲み取れるため、カウンセリングに多くの時間を割いています。特に心がけているのは、患者さんとの信頼関係の構築です。そのため、エビデンスベースで丁寧な説明をすることで治療への不安を少しでも払しょくしたいと考えています。患者さんと笑顔の関係を築けるからこそ、歯やお口のトラブルの根本的な解決につながると信じています。