お知らせ
口内炎の特徴と予防法
2023.2.16
目次
信濃町・四谷三丁目の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」主任衛生士の美濃です。
本日は口内炎の特徴と予防法についてお話させて頂きます。
口内炎ができて、大変な経験をしたことはないでしょうか。
口内炎というのは、お口の粘膜にできる炎症の総称です。様々な分類がありますが、その中の2つの口内炎についてご説明します。
アフタ性口内炎
口の中の粘膜にできる境界線がはっきりとした円形の小さい潰瘍で、表面が白か黄色の膜で覆われ、周りが赤くなった状態をアフタといいます。このアフタがお口の中にできるのでアフタ性口内炎といいます。
頬の内側や舌、唇の裏や歯ぐきにできやすく、痛みがあり、食べ物がしみます。通常1~2週間程度で自然に治りますが、繰り返しできるものは“慢性再発性アフタ(まんせいさいはつせいあふた)”といいます。
ストレスや睡眠不足による免疫力の低下、ビタミンB2の不足、お口の中を噛んでしまい粘膜に傷ができること、などが理由として挙げられます。
治りかけてきたと思っていたら同じ場所を噛んでしまい、口内炎を繰り返してしまうこともあるため注意が必要です。
カタル性口内炎
物理的な刺激によってできる口内炎です。入れ歯や矯正装置、熱湯や薬品による刺激で粘膜が傷付いたり、お口の内側の粘膜を噛んでしまったりすると、そこから細菌が入り込んでカタル性口内炎を起こします。
症状は、腫れ、ただれ、水疱などのほか、お口のなかが熱く感じたり、味覚を感じにくくなったりすることがあります。
予防するために気をつけるポイント
・規則正しい生活を心がける
早寝、早起きをして、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンB6が多い食材を食事に取り入れるのがおすすめです。
・唾液の分泌量を増やす
よく噛んで食事をすると、唾液の分泌が多くなります。
唾液腺のある耳の下や舌の下のマッサージをするのも効果的です。
・ストレスや疲労を溜めない
ゆっくり体を休めて体調を整えると、口内環境にもよい影響を与えます。
口唇ヘルペスは口内炎とは違う?
口唇ヘルペスはウイルス性口内炎のひとつで、単純ヘルペスウイルスによる感染症です。白い潰瘍ができるアフタ性口内炎と違い、皮膚に水ぶくれができることが特徴です。水ぶくれは次第にかさぶたになり、5~7日ほどで自然に症状は治まります。
単純ヘルペスウイルスは体のどこにでも感染し、特に多いのが唇に起こる口唇ヘルペスと性器に起こる性器ヘルペスです。ウイルスを完全に取り除く方法はなく、一度感染すると再発を繰り返してしまいます。抗ウイルス薬によって再発を抑制することができるので、口唇ヘルペスが疑われる場合は、医師の診断を受けましょう。
まとめ
口内炎が1週間以上治らない場合は、自然治癒が難しい何か別の要因がある可能性があります。
口内炎がなかなか治らない場合は、ぜひ一度当院にご相談下さい。
信濃町、四谷三丁目の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」
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四谷 青山 外苑前 表参道よりも多数来院されています
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