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顎が痛いときは・・・

2023.1.04

目次

「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」の歯科医師の竹村和樹です。

本日は顎が痛いというテーマで記事を書かせていただきます。

 

  • 顎関節ってどんなところ?

 

下顎骨と側頭骨(両側の耳の近くの骨)、靭帯、関節円板などにより構成されており機能する際は周囲のさ筋肉がう収縮、伸展をする事により機能します。

 

 

  • 顎関節症の分類
  • I型咀嚼筋障害(筋性のもの)

咀嚼筋(咬む筋肉)の緊張により咬む際の運動時の痛みや顎関節を含む顔面痛をき引き起こす事があり症状によっては軟性開口障害(口が開きにくくなる)事もあります。

 

  • II型関節包、靭帯障害(関節性のもの)

顎関節を構成する靭帯や繊維の慢性的な外傷により痛みを引き起こします。

  • Ⅲ型関節円板障害(関節の円板に由来するもの)

この分類にはa.bと存在しており、

aは口を開ける際に音が鳴る(パチンパチンやクリックしたような音)などの症状があります。

 

bは口を開ける際に音が鳴らなくなり口が開かなくなる事があります。

 

  • Ⅳ型変形性顎関節症(顎の変形)

顎関節を構成する骨に変形が見受けられあ口の開け閉めをする際の痛みなどを生じる事があります。

 

  • 顎関節症の統計データ
  • 症状を訴えていない一般集団でも 、40~ 75 % が関節雑音や顎の運動制限などの 他覚症状, 28~ 33% が顔面痛や顎関節痛などの自覚症状があり、かなりの頻度で顎の関節円板の位置異常が観察されるものの、 顎関節としての治療が必要なのはわずか5 ~ 6 % とされています。
  • 19歳以下の若年者の顎関節症は大半が 15~ 19 歳であり、 Ⅲ型(関節円板に由来するもの)86 . 5 % と高い割合を示し、噛み合わせにの異常や顎の成長異常に関連する事が多いとされています。
  • 発生頻度は20代女性が最も多く、次いで40代女性であり男女比は1:3であるそうです。

 

  • 診断・治療方法

当院では顎の痛みのある患者様には筋肉の触診、顎の運動の観察、噛み合わせのチェック、レントゲン撮影、必要に応じて顎の関節のCT撮影(3次元的なレントゲン)を行い必要な情報を採得し診断を行っていきます。

治療方法についてはうつ伏せ寝や頬づえなどの生活習慣指導、筋肉のマッサージ法や顎の動かす訓練を行なっています。

改善が見込まれない際には関節や筋肉の安静を測るためにマウスピースを作成し、関節の緩圧や噛み合わせの安定をし症状の緩和をします。

 

今回顎関節症をテーマにお話しさせていただきましたが、ご不明点がございましたらぜひ当院にご相談ください。

歯磨きの仕方についてもご相談お待ちしております。

 

信濃町、四谷三丁目の歯医者「医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」

信濃町駅 徒歩5分

四谷三丁目駅 徒歩7分

国立競技場駅 徒歩10分

千駄ヶ谷駅 徒歩15分

慶応病院徒歩 1分

四谷 青山 外苑前 表参道よりも多数来院されています

 

 

              監修者情報

              院長・歯科医師

              大久保

              将哉

              2002年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 新宿診療所 勤務
              2014年4月 医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所 院長就任

              日本口腔インプラント学会 専修医(認定医)
              ITI 日本支部公認インプラントスペシャリスト
              日本矯正歯科学会
              日本顎咬合学会 認定医
              CID club Activemenber
              東京SJCD
              JIADS club

              「患者さんが求める治療」が何かをきちんと汲み取れるため、カウンセリングに多くの時間を割いています。特に心がけているのは、患者さんとの信頼関係の構築です。そのため、エビデンスベースで丁寧な説明をすることで治療への不安を少しでも払しょくしたいと考えています。患者さんと笑顔の関係を築けるからこそ、歯やお口のトラブルの根本的な解決につながると信じています。