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歯周病とセルフケア

2021.7.27

目次

『JR中央線 信濃町駅から徒歩3分、東京メトロ丸の内線 四谷三丁目駅から徒歩7分』の位置にある歯医者「医療法人社団 歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」の歯科医師の竹村和樹です。

本日は歯周病とセルフケアいうテーマで記事を書かせていただきます。

 

・日本人の歯周病の実態

2016年の歯科疾患実態調査によると、歯周ポケット(4mm以上)の保有者の割合は高齢者層で高値を示し、45歳以上で過半数を占めています。

一方、歯肉出血がある人の割合はどの年齢階級も4割前後と概ね一定した値を示しています。

さらに、歯周関連の自覚症状として「歯茎が痛い、腫れてる、出血がある」を有する人の割合が65歳未満の成人では概ね15%前後、65歳以上の高齢者では10%強の人が歯周関連の自覚症状を有しています。

 

・歯周病の原因

歯周病の大きな原因はプラークと呼ばれる歯の汚れです。

プラーク中には1mgあたり1億個もの細菌が含まれています。

その中でも、レッドコンプレックスと呼ばれる三種類の細菌(P.gingivalis,T.forsythia,T.denticola)が歯周病と関連が深いと考えられています。

このレッドコンプレクスはタンパク分解酵素(トリプシン様酵素)を産生し、歯周組織の破壊に関与しています。

 

・歯周病の基本治療

基本治療の中には大きく分けて2つのものがあります。

1つ目は、患者様ご自身で行っていただく日々のブラッシング、

2つ目は、クリニックで行う治療です。

クリニックで行う基本治療にはスケーリング(プラーク、歯石「プラークが石灰化したもの」、着色などを除去すること)、SRP(歯石、起炎物質、壊死した歯の根の組織などの除去をして表面を無害で滑沢にすること)の2つの柱があります。

患者様によって噛み合わせの調整や揺れている歯の暫間的な固定を行うこともあります。

クリニックでの治療も大切ですが、日々の患者様ご自身でのブラッシングが大切になるのでブラッシング方法について細かくお話しさせていただきます。

 

 

 

スクラッビング法

・ブラッシング方法

  1. 毛先を主に用いる方法(汚れの除去に適しています)

スクラッビング法(毛先の硬さは普通からやや硬めの歯ブラシ)

歯ブラシの毛先を唇側と頬側は90度で舌側と上あご側は45度に歯の面に当て前後方向に数ミリ動かします。

利点:方法が容易でプラーク除去効果が高い。

欠点:大きく振動すると横磨きになる。

スティルマン改良法

 

  1. 毛の脇腹を主に用いる方法(歯茎のマッサージに適しています。)

スティルマン改良法

加圧振動を加えた後、歯面に沿わせて回転する。

利点:歯茎へのマッサージ効果とプラーク除去効果が同時に得られる。

欠点:時間がかかる。

上記の2つの方法の他に補助的清掃器具として、デンタルフロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシを併用していただくとより効果的になります。

また、歯ブラシの当てる順番を決めていただくと磨き残しが少なくなるので試してみてください。

 

今回歯周病をテーマにお話しさせていただきましたが、ご不明点がございましたら担当歯科医師もしくは担当歯科衛生士までご質問ください。

歯磨きの仕方についてもご質問お待ちしております

「医療医療法人社団歯友会 赤羽歯科 信濃町診療所」